前半0-2から、後半アディショナルタイムに90+3分:ジャーメイン良/90+6分:木下康介の連続ゴールで追いついた、劇的ドロー。
「サッカー初心者でも“流れ”がつかめる」をテーマに、選手名ベースで試合を振り返ります。
試合の要点(まずここだけ)
- 10分:川辺駿がPK献上 → クリマラに決められ0-1
- 13分:東俊希→菅大輝→松本泰志の形で決定機(枠外)
- 27分:CKからオウンゴールで0-2(前半で苦しい展開に)
- HT:荒木隼人→山﨑大地(後半の立て直しへ)
- 60分:川辺駿→中村草太/加藤陸次樹→木下康介で反撃モード
- 90+3分:ジャーメイン良が1点差
- 90+6分:志知孝明のクロスを木下康介が頭で同点!
前半:良い入り→一瞬の隙で0-2
序盤の広島は、前線からのプレッシャーが効いていました。前半4分、加藤陸次樹が前で追ってミスを誘い、ジャーメイン良が運んで鈴木章斗がGKと1対1まで持ち込みます(惜しくも阻止)。「今日は押し込めそうだ」という空気があったのも事実です。
ただ、サッカーは“攻めた直後の守り”が一番難しい。前半9分のCK後、カウンター気味に押し返されると、川辺駿がPA内で相手を倒してPK献上。これを10分にクリマラが決めて0-1。
それでも、すぐに形は作りました。前半13分、東俊希のスルーパスで左深くを取った菅大輝がマイナスへ折り返し、松本泰志が右足で合わせる。枠の右に外れたものの、崩しは鮮やかで、「この形を増やせれば追いつける」というヒントは出ていました。
しかし前半27分、相手CKがニアを越えてゴールへ向かい、対応した新井直人が体勢を崩しながら触ったボールがそのままゴールイン(オウンゴール)で0-2。ここからは「点差」と「時間」の両方が重くのしかかる展開に。
後半:交代で空気を変え、最後は“執念の2発”
後半頭、荒木隼人に代えて山﨑大地を投入。まずは守備の整理と、前へ出るための土台づくりです。
勝負のスイッチは60分の2枚替え。川辺駿→中村草太、加藤陸次樹→木下康介で、前線の圧とゴール前の迫力を一気に上げます。実際、このあたりから広島の攻撃は「押し込む時間」が増え、チャンスの数も増加。終盤に向けて“流れが広島へ傾く土台”ができました。
さらに68分、菅大輝→志知孝明。クロスの質と回数が上がり、「最後に1点でも…」の現実味が濃くなっていきます。86分には東俊希→小原基樹で、仕上げのカード。
そしてクライマックスは後半アディショナルタイム。
- 90+3分:小原基樹のスルーパスから中村草太が折り返し → ジャーメイン良が合わせて1点差
- 90+6分:志知孝明のクロス → 木下康介が頭で押し込み同点
「終盤に放り込んで押し込む」いわゆるパワープレーは、初心者でも分かりやすい“勝負の形”。ただ、ただ蹴るだけではなく、小原のパス/中村の折り返し/志知のクロスと、最後の2点は“つながったゴール”でした。

初心者向け:この試合で覚えると観戦が楽になる3つ
①「攻めた直後」が一番危ない(10分の失点)
CKの後は選手が前に残りやすく、バランスが崩れやすい。10分の失点は、まさに“攻撃→守備の切り替え”が問われた場面でした。
②交代は“作戦変更ボタン”(60分の2枚替え)
中村草太と木下康介で、前線の圧とゴール前の迫力が増加。交代は疲れた選手の入れ替えだけでなく、戦い方を変えるスイッチです。
③アディショナルタイムは“最後の勝負時間”(90+3/90+6)
時計が90分を超えても終わらないのがサッカー。最後の数分は、守る側も攻める側も判断が極端になり、ドラマが起きやすい時間帯です。

今日の主役:名前で覚えるならこの3人
ジャーメイン良:諦めない1点目(90+3分)
「まず1点」が入るとスタジアムの空気が変わる。その空気を作ったのがジャーメイン良。終盤の押し込みの“報酬”をゴールに変えました。
木下康介:最後の最後に決め切る(90+6分)
クロスに合わせるヘディングは、簡単そうに見えて難しい。体をぶつけられながらも、頭で押し込んだ同点弾は価値が大きい。
志知孝明:同点弾を生んだ“質のクロス”
終盤のパワープレーは「良いボールが入るか」がすべて。志知孝明のクロスが、木下の一撃を引き出しました。
次に読むなら
この記事が「選手名で流れを追う」助けになれば嬉しいです。現地・配信どちらでも、次は交代のタイミング(60分前後)に注目すると、観戦が一段おもしろくなります。
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