サッカーの試合で、前半45分・後半45分が過ぎても試合がすぐに終わらず、「+3分」などと表示されて続く時間があります。これが「アディショナルタイム」です。かつては「ロスタイム」とも呼ばれていました。「あの時間はどうやって決まるの?」「なぜ表示より長くなることがあるの?」——この記事では、アディショナルタイムの仕組みを初心者向けに解説し、サンフレッチェ広島の試合観戦に役立つ知識を整理します。
アディショナルタイムとは
アディショナルタイムとは、前半・後半それぞれの45分が経過した後に加えられる「追加の時間」のことです。サッカーの時計は、試合が止まっていても基本的に止まりません。そのため、プレーが中断していた時間をそのまま終了にしてしまうと、実際にプレーした時間が短くなってしまいます。そこで、止まっていた時間を補う形で、後から追加されるのがアディショナルタイムです。「ロスタイム」は同じ意味の古い呼び方で、現在は「アディショナルタイム(AT)」が正式名称です。
何が追加されるのか
アディショナルタイムには、主に試合中に「プレーが止まっていた時間」が加算されます。代表的なものは次の通りです。
- 選手交代にかかった時間
- けが人の手当てや、担架での搬送
- ゴールが決まった後の喜びや、再開までの時間
- VAR(ビデオ判定)の確認にかかった時間
- 時間稼ぎなどの遅延行為
- 飲水タイム(暑い時期に設けられる給水の時間)
これらを審判が記録しておき、45分が終わる時点で「あと何分追加するか」を決めます。近年は、空費された時間をより正確に反映する傾向があり、アディショナルタイムが長くなるケースも増えています。
誰が決めて、どう知らされるのか
アディショナルタイムを決めるのは主審です。45分が近づくと、主審がこれまでの中断時間をもとに追加時間を判断し、ピッチ脇にいる「第4の審判」が電光掲示板で「+3」などと表示します。これによって、選手も観客も「あと何分あるか」の目安を知ることができます。
表示より長くなることがある理由
「+3分」と表示されたのに、実際にはもっと長く続いた——そんな経験はないでしょうか。これは、表示された追加時間の「最低限これだけは行う」という目安だからです。そのアディショナルタイム中にさらに交代やけが、VAR確認などで時間が止まれば、その分はさらに追加されます。つまり、表示時間はあくまで最低保証であり、短くなることは基本的にありません。
サンフレッチェ広島の試合とアディショナルタイム
アディショナルタイムは、しばしば試合の劇的な結末を生みます。サンフレッチェ広島も、アディショナルタイムでの得点や失点を何度も経験してきました。リードしているときは「早く終わってほしい」と祈り、追いかけているときは「まだ時間がある」と望みをつなぐ——この時間帯の緊張感は、サッカー観戦の醍醐味のひとつです。
リードを守りたい広島が終盤に時間を使う場面では、その遅延がアディショナルタイムに加算されることもあります。逆に、追いかける展開では、この追加時間が最後の勝負どころになります。残り時間と追加時間を意識して見ると、終盤の駆け引きがより面白く感じられます。
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なぜ近年アディショナルタイムは長いのか
アディショナルタイム(追加時間)は、前半・後半それぞれで負傷対応・交代・得点後の中断・時間の空費(引き延ばし)などで空費された時間を、主審が判断して各ハーフの終わりに追加するものです。第4審判が掲げるボードの数字は“最低これだけは追加する”という目安で、その時間内で新たな中断があればさらに延びることもあります。
近年は、この空費時間をより厳密に計測する流れから、アディショナルタイムが長くなる傾向にあります。5分、6分といった表示も珍しくありません。終盤の1点で試合が動くことも多く、最後まで目が離せない時間帯です。
よくある質問(FAQ)
Q. ボードの数字ちょうどで終わるの?
A. いいえ。表示は“最低ライン”で、その間に交代や負傷があればさらに延びます。ぴったりで終わるとは限りません。
Q. なぜ最近は長い?
A. 時間の空費などをより正確に計測するようになったためです。フェアに“実際にプレーした時間”を確保する狙いがあります。
初心者が間違えやすいポイント
アディショナルタイムは次の点で誤解されがちです。
- “ロスタイム”は昔の呼び方:現在の正式名称はアディショナルタイム(追加時間)です。
- 表示時間=残り時間ではない:あくまで最低限の追加で、状況により延びます。
- 主審の裁量で決まる:機械的な計算ではなく、中断の度合いを見て判断されます。
試合ではこう見える|観戦のワンポイント
アディショナルタイムは、終盤の1点で試合が動く最もドラマチックな時間帯です。第4審判がボードを掲げても、その時間内にさらに交代や負傷があれば、時計は延びていきます。「あと少し」で試合が決まることも多く、最後まで席を立てません。
観戦では、ボードが出た後の“中断”にも注目を。交代・負傷・得点後の間延びなどがあると、表示以上に長くなります。リードしている側が時間を使う、追う側が急ぐ——この駆け引きも見どころです。
さらに知っておきたいFAQ
Q. アディショナルタイムに入る合図は?
A. 前半・後半それぞれの終了間際に、第4審判がボードで最低限の追加時間を示します。以後の中断でさらに延びることがあります。
Q. 前半にもあるの?
A. はい。前半・後半それぞれの終わりに、空費された時間分が追加されます。前半のATで得点が動くこともあります。
まとめ
アディショナルタイムとは、前後半45分に「試合が止まっていた時間」を補って加える追加時間です。交代・けが・VAR確認・時間稼ぎなどが加算され、主審が決めて第4の審判が掲示します。表示は最低保証なので、さらに延びることもあります。サンフレッチェ広島の試合でも、この時間帯はしばしばドラマを生みます。残り時間を意識すると、終盤の観戦がより楽しめます。
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