天皇杯2回戦、サンフレッチェ広島は沖縄SVに4-1で逆転勝ちし、3回戦進出を決めました。JFLの相手にまさかの先制を許す立ち上がりでしたが、すぐに追いつくと加藤陸次樹の2得点などで前半のうちに試合をひっくり返す展開。川崎F戦から先発7人を入れ替えた大幅ターンオーバーのなかで、控え・若手がしっかり結果を残した一戦を振り返ります。

試合結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 2回戦 |
| 日時 | 2026年8月26日(水) |
| 会場 | 福山通運ローズスタジアム |
| 結果 | サンフレッチェ広島 4-1 沖縄SV(前半3-1) |
得点経過

| 時間 | 得点 | スコア |
|---|---|---|
| 12分 | オウンゴール(沖縄SV先制) | 0-1 |
| 14分 | 松本 泰志 | 1-1 |
| 41分 | 加藤 陸次樹 | 2-1 |
| 50分 | 加藤 陸次樹 | 3-1 |
| 79分 | 鮎川 峻 | 4-1 |
試合の振り返り
① 先制を許すも、わずか2分で同点
試合は12分、思わぬオウンゴールで広島が先制を許すという難しい入りに。しかし動揺は最小限でした。14分、松本泰志が即座に同点ゴールを決め、わずか2分で試合を振り出しに戻します。この早い反応が、その後の逆転劇の流れを引き寄せました。
② 前半で試合を決めた加藤陸次樹の2発
この日の主役は加藤陸次樹。41分に勝ち越し弾を沈めると、後半の入り(50分)にも追加点を奪い、前半3-1とリードを広げました。リーグ戦に続く好調ぶりで、ターンオーバー下でも“決められる”ことを示したのは大きな収穫です。
③ ターンオーバー成功、控え・若手が結果を残す
ガウル監督は川崎F戦から先発を7人入れ替え、GKには大迫敬介が入るなど、リーグ戦で出番の限られる選手を多く起用しました。それでも松本の同点弾、加藤の2発、そして79分には鮎川峻がダメ押しと、“控え組”がしっかり得点で応えたのが好材料。試合前のプレビューで注目した「アピールの場」を、多くの選手が生かした形です。
選手採点(編集部)

この日のMVP級の活躍は、やはり2得点の加藤陸次樹(11)。前半41分と後半5分に沈め、リーグ戦に続く決定力を示しました。同点弾の松本泰志(14)、途中出場からダメ押しを決めた鮎川峻(23)も高評価。中盤では中島洋太朗(35)・川村拓夢(8)がリズムを作りました。GK大迫敬介(1)は久々の先発、失点はオウンゴールによるものでした。
途中出場の選手
| 選手 | 出場 | 採点 |
|---|---|---|
| 33 塩谷 司 | 35分〜 | 6.0 |
| 23 鮎川 峻 | 46分〜(得点) | 7.0 |
| 6 川辺 駿 | 63分〜 | 6.0 |
| 15 中野 就斗 | 63分〜 | 6.0 |
| 19 佐々木 翔 | 70分〜 | 6.0 |
※採点はあくまで編集部の主観です。楽しみ方のひとつとしてご覧ください。
収穫と次戦
JFLの相手に先制を許した点は反省材料ですが、そこから慌てず逆転し、主力を休ませながら4得点で勝ち切ったのは、チームの総合力と選手層の厚さを示す結果になりました。加藤の得点感覚、松本や鮎川ら“控え組”の働きは、今後のリーグ戦の選択肢を増やすはずです。
広島は3回戦へ進出。そして中2日で迎えるのが、8月29日のJ1第4節・アウェイのガンバ大阪戦です。連戦のなかでこの勢いを持続できるか。試合の見どころはガンバ大阪戦プレビューでチェックしてください。
まとめ
天皇杯2回戦は、広島4-1沖縄SV。先制を許す難しい展開を、加藤の2得点を軸にした逆転で乗り越え、大幅ターンオーバーでも4得点と、内容・結果ともに収穫の多い一戦でした。控え組の台頭で層が厚くなった広島が、次はリーグ戦の敵地・大阪でどんな戦いを見せるか楽しみです。
※試合内容・記録は各公式発表に基づきます。最新情報はサンフレッチェ広島およびJFAの公式サイトでご確認ください。
あわせて読みたい関連記事
取材・文:Sanfrecce Focus編集部
最新のJリーグ順位表
最新の順位表を読み込み中...

