アウェイの埼玉スタジアム2002に集まった48,707人の大観衆の前で、サンフレッチェ広島が圧倒的な内容を見せました。8月15日に行われたJ1第2節・浦和レッズ戦を4-1で制し、開幕2連勝。鈴木章斗の2ゴール、塩谷司の1ゴール1アシスト、そしてセバスティアン・アレーの加入後初ゴールと、攻撃陣が完全に機能した一戦となりました。
試合結果|浦和 1-4 広島
| 大会 | 2026/27 明治安田J1リーグ 第2節 |
| 日時 | 2026年8月15日(土)19:00 キックオフ |
| 会場 | 埼玉スタジアム2002 |
| スコア | 浦和レッズ 1-4 サンフレッチェ広島(前半1-2/後半0-2) |
| 広島の得点者 | 鈴木章斗(前半16分・後半30分)/塩谷司(前半45+2分)/セバスティアンアレー(後半16分) |
| 入場者数 | 48,707人 |
試合を分けたポイント
前半16分、崩し切った美しい先制点
試合が動いたのは前半16分。アレーが右に展開し、大外で受けた中野就斗が内側を追い越した川辺駿に托すと、川辺の折り返しにファーから走り込んだ鈴木章斗が左足ボレーで叩き込みました。チーム全体で相手を崩し切ったこのゴールは、Jリーグ公式も紹介するほどの美しさでした。
オウンゴールで追いつかれても折れなかった
しかし前半22分、セットプレーからオウンゴールで同点に追いつかれます。ガウル監督も「セットプレーから不必要な形で失点し同点に追いつかれた」と振り返った場面でしたが、チームはここから再度ギアを上げます。前半アディショナルタイム2分、中島洋太朗の絶妙なスルーパスに抜け出した塩谷司がGK西川周作を冷静にかわして流し込み、勝ち越しに成功しました。監督が「そこから再び強い気持ちを見せて勝ち越しゴールを奪えたことは大きかった」と語ったとおり、この一点が試合の流れを決めました。
アレーの待望の初ゴール
後半16分、コーナーキックからゴール前が混戦になると、最後はセバスティアン・アレーが右足で豪快に押し込み、加入後初ゴールを記録しました。欧州で実績を残してきたストライカーが結果を残したことで、今後の前線にさらなる期待が高まります。
さらに後半30分、塩谷のスルーパスに抜け出した鈴木が右足ダイレクトでゴール右下に突き刑し、この日2点目をマーク。塩谷は1ゴール1アシストと、ベテランの存在感を存分に示しました。

選手採点|広島
アウェイでの完勝を、編集部の目線で採点しました。2ゴールの鈴木章斗と1ゴール1アシストの塩谷司が最高評価。先制点をおぜ摍した中野・川辺、勝ち越し点の起点となった中島も高い評価です。

| 選手 | 採点 | コメント |
|---|---|---|
| GK 大内 一生 | 6.5 | OG以外は安定した対応 |
| DF 塩谷 司 | 8.5 | 1ゴール1アシストの圧巻の活躍 |
| DF 荒木 隼人 | 6.5 | 不運なOG、以降は堅実 |
| DF 佐々木 翔 | 7.0 | 最終ラインを引き締める |
| MF 中野 就斗 | 7.5 | 先制点の起点となる展開 |
| MF 川辺 駿 | 7.5 | 先制点をアシスト |
| MF 中島 洋太朗 | 7.5 | 2点目の起点、絶妙のパス |
| MF 東 俊希 | 7.0 | 左サイドで攻守に貢献 |
| FW 加藤 陸次樹 | 6.5 | 前線で起点役を担う |
| FW 鈴木 章斗 | 8.5 | 2ゴールの大活躍 |
| FW S.アレー | 7.5 | 加入後初ゴール |
| MF 川村 拓夢 | 7.0 | 後半17分IN |
| MF 松本 泰志 | 6.5 | 後半24分IN |
| DF 新井 直人 | 6.5 | 後半24分IN |
| FW 小林 志紋 | 6.5 | 後半24分IN |
| DF 山崎 大地 | 6.5 | 後半44分IN |
ガウル監督の評価と課題
試合後、ガウル監督は「予想通り、非常にインテンシティの高いタフな試合になりました」と振り返りました。特に前半については「高い位置からのプレスで相手を逃さず、自分たちがボールを握りながら多くのチャンスを作り出すことができました」と評価。一方で「後半の立ち上がりに少しバタバタした時間帯もありました」とも言及しています。
また、塩谷の活躍については「私にとって年齢は全く関係ありません。重要なのはピッチ上でのパフォーマンスであり、どれだけチームのために努力できるかです」と強調し、「彼がゴールやアシストという結果を残すのは、もはや時間の問題だと思っていました」と信頼を寄せました。
スタッツ面では、広島がシュート19本を放ったのに対して浦和は2本。コーナーキックは11対1と、内容面でも圧倒した試合でした。唯一の失点がセットプレーからのオウンゴールだったことを考えれば、守備も高い安定感を保っていたと言えます。
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まとめ・次節に向けて
2試合連続の3点差勝利で開幕2連勝。開幕戦7得点と1失点と、優勝を狙うシーズンにふさわしいスタートを切りました。次節は8月22日、ホームのエディオンピースウイング広島で川崎フロンターレを迎え撃ちます。この勢いのまま3連勝を目指しましょう。
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取材・文:Sanfrecce Focus編集部
※データ・コメントはサンフレッチェ広島公式サイトおよび各報道をもとに構成しています。
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